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『平成そろばんアカデミー(HEISEI SOROBAN ACADEMY)』は、ブラジルのサンパウロ市にあるそろばん塾です。パライゾ地区を中心に、サンタナ地区、ジュンジアイ地区でも活動をしています。


そろばん教育とは

日本文化の伝統をふまえたそろばんは、長期間にわたり教育に貢献し、実務界において活躍してきました。電卓の登場やコンピュータ機器の発達により、一時期はその役割をほぼ終えたとも言われたそろばん・・・。

今、その教育性が再び注目され、世界的に脚光を浴びています。現代では、脳トレのためにはそろばんが最も有効な手段の一つとして内外で取り上げられており、単なる“計算器具”ではなく“能力開発器具”として認識されています。そろばん教育は日本国外でも高く評価され、アメリカをはじめとして世界の学校教育に取り入れられています。

読み・書き・そろばん」、これは昔も今も変わらず、人の一生の基盤となるとても大切なことなのです。


平成そろばんアカデミー そろばん教育の効果

 

そろばん学習のメリット

そろばん学習から得られる最大のメリットは、圧倒的な“はやさと正確性”です。これは計算の訓練を通じて得られる能力ですが、計算力だけにはとどまりません。

学校の勉強や宿題、会社の仕事、家事全般、何事でも“はやく正しく”できたらどれほど有利でしょう。これは、“処理能力の高さ”と言い換えることもできます。そろばん学習はあらゆる分野において優位性を発揮する基盤を作ります。実は、これと同じことを学べる習い事はほとんどありません。

また、そうした処理能力を伸ばす過程においては、集中力と継続する忍耐力が培われます。真剣に計算練習に取り組むことにより、計算力と精神性は相乗効果を生み出します。
  
そろばんを学ぶ教室は、年代の異なる生徒たちの集合体であり、進級速度もそれぞれです。努力の少ない先輩を、がんばっている後輩が抜くこともあります。最近の学校教育では競争を避ける傾向にありますが、子どもたちにとって競争心は必要なはずです。互いに刺激しあって切磋琢磨していくという環境では、常に自分自身の実力を見極め、目標を立てて努力するということが習慣づけられます。また、ライバル同士で競い合っていると、潜在的な力が発揮でき、夢中になる子どもは驚くべき集中力と成長を見せます。

そして、検定試験や競技大会の場では、非日常的な緊張感の中で力を試されます。目標達成時の達成感・満足感・成就感を得ることは自信となり、心のゆとりが生まれ、さらなる意欲に繋がります。また、好結果が得られずに挫折感を味わうことは、過去の反省と次回への挑戦意欲のエネルギーとなり、悔しさは他人への思いやりの気持ちを育む教材となります。成功体験も失敗体験も成長過程には必要なことなのです。

さらに、そろばん学習を通して、同時に珠算式暗算もできるようになります。珠算式暗算は、右脳の発達に効果があるというデータが脳科学者によって発表されています。学校教育では主に左脳を使いますので、そろばん学習で感性や創造性をつかさどる右脳の働きを活発にすることにより、左右の脳のバランスを保つことができます。脳のバランスが良いと精神が安定すると言われています。

当塾では珠算検定試験に則った資格取得や、そろばん技術の向上のみを学習の目的とせず、そろばん学習を通して様々なスキルを身につけることを目指しています。そろばん学習は、数感覚や計算力・暗算力を強化すると同時に、総合的な人間力をも高めるのです。