宿題・家庭学習について

宿題・家庭学習について

そろばん技術のさらなる向上のためには反復練習が必要不可欠です。そのため当教室では、毎授業後に宿題を提案しております。お子様がご家庭でも楽しくそろばんの練習ができるように、宿題への取り組みを応援していただきますよう保護者の方々にお願いしています。教室に入るや否や意気揚々と宿題を提出してくれる生徒たちは、教室全体の雰囲気をより良いものにしてくれます。

まずは、「授業日毎に宿題の量や内容が変動すること」を保護者の皆さまにご理解いただきたく存じます。これは、生徒一人ひとりのその日の状況を考慮して判断しているためです。

その日の授業で新しく習ったことを完全に理解し、本人に意欲が見られるような場合には技術定着のために多くの練習問題を宿題として出します。しかし、理解がまだ不完全で次の授業の際に再び指導が必要な場合や、本人が混乱して士気が下がってしまっているような場合には宿題の量を調節したり、易しい復習問題を渡すようにしています。

また、せっかくご家庭で自習してきても、その自習で悪いクセをつけてしまう子供もいます。教室では幾つもチェックポイントを設けておりますが、時には基礎の復習に戻す指導をすることもあります。望ましくないクセがつかないよう、ご家庭でお子様がやり方を考えてしばらく悩んでいるようなときは「こうでしょ」と答えを教えず、本人が正しいやり方で答えを導き出すまで待っていてあげてください。考えても「わからない」という場合には、無理に解決しようとせず次の授業日に指導員から説明を受けるように促してください。

お子様が宿題をやりたがらないようなときには叱咤激励を、しかし、あくまでご家庭でも楽しくそろばんの練習ができるよう、ご協力をお願い致します。

保護者の協力と理解、指導者の知識と熱意、そして子ども本人のやる気と努力。
この3つの歯車がガッチリと噛み合うと、そろばん教育は驚くほど大きな成果を発揮します!